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世界地図から陽が昇る

会社員兼料理文献研究家遠藤のブログです。音食紀行(http://onshokukiko.com/wpd1/)を主催。好奇心に基づいて色々書き綴ります。

【レシピ】音食紀行・新年会:2品目。リーズィ・エ・ビーズィ(米と豆)(イタリアルネサンス料理)

音食紀行 料理 レシピ

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前回エントリーでは中世料理ご連絡いたしました!続きましてルネサンスです。

リーズィ・エ・ビーズィ(米と豆) Risi e Bisi

 イタリアはヴェネツィア地方で15世紀終わりから16世紀初めに米は粒のまま食べられるようになりました。しかし、稲作(田を水浸しににすること)は「非衛生的で疫病の温床」になるという懸念から16世紀のレシピ集から早々に米は消え、17世紀になるとイタリアの稲作はほぼ消滅したという文献もあるため、この料理は色々な謎が深まって解明されていない料理ともいわれています。16世紀初頭(1500年代)に地味な扱いだった時代に独創的な料理人がこれを作り、レシピとして残ったためイタリア稲作文化が終焉した後も、生き残り続けたとも言えます。なお、今回参考にした「ルネサンス 料理の饗宴」の本にイタリア人の米とパスタの考えが描かれていましたので、ご紹介いたします。

米はルネサンス以降、イタリア全土で食べられてきたわけではない。例えば、1950年の調査によると、米をどれくらい食べるかときかれて「めったに食べない、もしくはまったく食べない」と答えた人の割合ではシチリアでは35%、ピエモンテでは10%だった。シチリアカターニアのある回答者はこう語っている。「米料理を食べても、すぐにパスタが恋しくなるんだ」 

  リーズィ・エ・ビーズィはヴェネツィアで親しまれている1品です。グリーンピースが出始める4月25日の聖マルコの祝日に食べられます。スープとリゾットの間の食感ですが、今回はリゾットに近いところまで熱しました。

材料(4名分)

 グリーンピース 230g 
 チキンブイヨン 5カップ 
 バター おおさじ2
 玉ねぎ 1個 
 パセリ おおさじ2 
 イタリア式の燻製しない生ハム 4枚
 米 1カップ 
 パルミジャーノチーズすりおろし 1/4 
 塩、黒こしょう 適宜

 

1.グリーンピースをチキンブイヨンとともに鍋に入れて、15分間煮たてます。
2.大きなフライパンにバターを熱し、みじん切りした玉ねぎを5分間炒めます。
3.パセリとプロシュートを加えかき混ぜながらさらに5分間炒めます。
4.米と豆を加え2分間炒めて、そこに鍋で煮たてたスープを投入します。
5.煮立ったら弱火にし、時々かき混ぜながら25分ほど煮ます。
6.好みで塩、こしょうを加え、火からおろしてチーズをまぶして出来上がり。

 

↓右と左の鍋とフライパンがそれです。

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続きましてアイルランド伝統料理です!

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