【開催御礼】音食紀行「古代ギリシャ・地中海の料理と音楽~ギリシャペルシャローマ~」古代の料理と音楽の饗宴無事終了!
音食紀行2016年第5回イベント「古代ギリシャ・地中海の料理と音楽~ギリシャペルシャローマ~」は、4月2日皆様のご支援ご協力のお陰さまを持ちまして、無事、盛会に終えることができました。心より御礼申し上げます!
コンセプトは古代地中海料理の創作と再現。そして音楽と料理を通じた古代への時間旅行
今回はリュラー奏者かつ旧知の友人でもある佐藤二葉さんにお声がけしてコンセプトをカッチリ決めて、行いました。古代地中海、ギリシャローマペルシャの料理を再現する。佐藤二葉さんの演奏で古代ギリシャ神への愛と思いを捧げるという壮大な企画。
ある意味、佐藤二葉さんのパートは信頼を持ってお任せできるということで、料理を3つの地域時代の料理とドリンクをどう組み上げるかに頭を悩ませたものです。
料理メニュー
1.キャベツのアテナイ風 (ギリシャ)
2.キュケオーン (ギリシャ)
3. 豆のスープ・ミネストローネ風 (ローマ)
4. ハチミツをかけた大麦 (ペルシャ)
A. スパイス入りワイン(ローマ)
B. ムルスム(ローマ)
C. ライムシャルバット(ペルシャ)
D. フレーバーウォーター(ギリシャ)
今回悩んだのが3つの時代をどう組み上げるかとどれを作るべきかに悩みました。肉料理入れようか魚料理はどうするかなどなど。悩んだ末にサラダ、スープ、主食、デザートと配置したのですが、キュケオーンは飲み物的な料理。しかし、スープはローマを入れたい。しかし、キュケオーンは重要なポジションの料理。というわけで、世界初、水分をふっ飛ばして固形状で提供するという力技(普通はしない。メニュー変更する)をやってしまいました。
飲み物も酒の神以外に飲めるものをということで、文献から探してきてなんとか形になりました。この辺はもう少し、事前準備にあたりたいものです。というわけで、反省。
リューラー奏者佐藤二葉さん
ギリシャ愛の深さから進行や語りはお任せしてどういう形でもイベントの成立は間違いないと信頼していたのですが、期待を超える演奏と歌と古代ギリシャへの愛と深い知識(古代ギリシャ人の神話、悲劇から遺された思いを汲み上げる)。そうだったのか!と目から鱗が落ちる思いを主催者側でも思いました。
歩鳥堂さんによる物販コーナー展示による販売
会の彩りを添えたのは歩鳥堂さんの物販コーナー。ギリシアとオリエント、2文明の装飾文様アイテムを販売いたします。アクセサリー、ブックカバー、カップホルダーなど販売いただきまして、料理演奏物販と音食紀行のイベントの中でも幅の出るいい会となりました。
参加者の助けから成立するイベント
古代への興味の深い方々のご参加には感謝を申し上げるとともに、スタッフ(またはボランティア)として、快く名乗りあげ裏方作業を手伝ってくれる友人の皆さまにも感謝ばかりです。私の会はそういう人々の協力によって成り立っていると改めて痛感いたしました。それに甘えのたれかかるのではなく、自立したいい関係を今後も築き上げるとともにこの音食紀行シリーズを発展洗練させていきたい次第です。
本当にご参加いただきありがとうございます。今後も継続的にイベント開催いたしますので、是非ご参加いただければ嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。
追伸。レシピは次回以降、ブログでアップいたします。
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